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No.39 三井田川炭鉱 |
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左:伊田第一竪抗櫓 右上:煉瓦煙突 下中:屋外展示物 下右:復元された炭住 |
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福岡県田川市には、三井田川炭鉱の施設の一部が“田川市石炭・歴史博物館”となり今も保存されています。筑豊地方には明治以前から多くの小規模炭鉱がありましたが、この田川では明治末期に三井鉱山が進出したことにより大規模な開発が行われました。三井田川炭鉱は昭和39年に閉山になり新田川炭鉱が跡を継ぎますが、それも昭和44年に閉山になります。その後昭和58年に石炭資料館(現在の博物館)が作られ竪坑周辺は公園に整備されました。
万田坑と比較すると少しスレンダーな印象の伊田第一竪坑櫓は、明治43年に作られたものですが美しく塗装が施され古さを感じさせません。櫓の直下、竪坑がある位置の植え込みの中には厳重に柵に囲まれた小さな建物があります。入り口には三井石炭鉱業(株)の立ち入り禁止の看板があり、内部からは「ゴー」というモーターらしい音が聞こえていますので、竪坑内部の排水処理などがまだ行われているのかもしれません。
竪坑櫓や周辺の公園を見下ろすように建っているのが2本の大煙突です。この煙突は煉瓦造りで高さは45.5m。巻き上げ機などの動力用蒸気ボイラーの煙突として明治41年に作られました。煙突としては45mの高さはそれほどでもないかもしれませんが、煉瓦を積み上げて作られた煙突は近くでみると十分な迫力があります。この写真は三井田川炭鉱関連施設を見渡せる小高い丘から撮影したものですが、丘の一番上にあたる場所には韓国人徴用犠牲者慰霊碑が建てられています。 |
所在地 |
福岡県田川市大字伊田2734番地の1 |
問い合わせ |
田川市石炭・歴史博物館
〒825-0002 福岡県田川市大字伊田2734番地の1
電話/FAX:0947-44-5745
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- JR日田彦山線・平成筑豊鉄道田川線の田川伊田駅近く。
- 国道322号の田川小学校交差点からすぐ。
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地図はコントロールボタン以外にもダブルクリックで拡大移動、ドラッグで移動できます。
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こちらのサイトで紹介されています |
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tksさんのブログです。九州を中心とした建築物から土木・産業遺産など幅広く紹介されています。どれも美しい写真と分かりやすい解説で紹介されています。今回の物件は「三井田川炭鉱 伊田第一竪坑櫓」で紹介。 |
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全国に渡り金属鉱山や炭鉱を紹介されています。写真をふんだんに使い多くの物件を紹介。今回の物件は「福岡県」 > 三井三池炭鉱(大牟田市) > 坑口探訪マップ > のページで6物件に分けて詳細に紹介されています。 |
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竪坑櫓の袂にあります。周辺遺構の散策前に見学しておきたいです。 |
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こちらの書籍で紹介されています |
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