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No.34 見立鉱山倶楽部(英国館)

     

概要
 錫(すず)鉱山である見立鉱山は、1627年にすぐ近くにある大吹鉱山の発見に始まります。大正末期から第二次世界大戦の直前までは、ハンス・ハンターというイギリス人が経営を行っており、その間にイギリスからの最新の技術が導入され近代化されました。同時に多くのイギリス人技師がこの見立にも来る事になり、その技師の宿舎として、またゲストハウスとして建てられたのがこの"英国館"です。

 延床面積320平方メートルの木造平屋で、太い丸太が柱や梁に使われていたり、幅広の杉の一枚板が多用されているのが特徴的です。全体の雰囲気としては素朴な山小屋風の建物なのですが、内部にはスチームによる暖房や水洗トイレ、電灯などの西洋の高水準の生活様式が持ち込まれていました。

 見立鉱山は昭和44年に閉山。 現在、英国館は日之影町の所有になっており、内部には見立鉱山関連の展示物やハンス・ハンターについての展示物があります(入場料300円)。ハンス・ハンターは、見立鉱山に来る前までは大分県の鯛生金山の経営を手掛けていた人物でもあります。

 
所在地
宮崎県日之影町見立
問い合わせ

英国館  電話:0982-89-1213
または
日之影町役場
〒882-0402 宮崎県西臼杵郡日之影町大字岩井川3398番地の1
電話:0982-87-3900
FAX:0982-87-3911

  
アクセス

  • 日之影町の中心部から日之影川に沿って県道6号をひたすら北上。県道6号は狭くカーブも多いので通行には十分注意が必要。
地図はコントロールボタン以外にもダブルクリックで拡大移動、ドラッグで移動できます。
  

関連リンクこちらのサイトで紹介されています

 
ハンス・ハンターと見立鉱山・鯛生金山に関して、このサイト以上に詳細なところはないでしょう。TOPページのメニュー「在りし日の範多農園を訪ねて」で53ページに分けて紹介されています。必見です。残念ながらサイト管理者へ連絡が取れませんが、すばらしい内容ですので紹介させていただきます。
よかとこBY

膨大な数の九州の名所を紹介しているサイトです。
今回の物件は「かもしかの森(見立渓谷)」で紹介。

 

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