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No.27 白川発電所

左:外観 右:2機の発電機と水車

概要
 阿蘇の麓にある鮮やかな赤煉瓦の白川発電所は、日本窒素肥料株式会社(現・チッソ株式会社により、同社の日窒鏡工場に電力を供給することを目的として建てられました。鏡工場の建設開始と同じ大正元年12月に準備工事に取り掛かり、本工事は大正2年4月からスタート。建設工事は急ピッチに進められ、鏡工場の完成から10カ月遅れの大正3年の11月に竣工し送電を開始しました。

 現在は熊本県水俣市のチッソ水俣製造所に送電しており、水俣製造所動力課動力係(第一変電所)により遠方監視制御され無人運転されています。発電機は2式あり、それぞれの横軸フランシス水車による駆動で、最大許認可出力9,000kw、常時4,400kwの発電をしている現役発電所です。詳細は以下の報告書をご覧ください。

 
所在地
熊本県大津町大字外牧
  

報告書当サイトで詳しく報告しています

 
白川発電所
調査番号 015 名  称 白川発電所

種  類 産業

所 在 地 熊本県大津町
調査状況 完了 報 告 書 No.01 / No.02完

アクセス

  • 白川右岸からは橋がなくアクセス不可。
  • 左岸下流の集落を抜けて林道からアクセスするが、集落内は道が極端に狭く、また林道は未舗装なので危険。通行には十分に注意が必要。(マピオン地図
  • 現役の発電所なので敷地内への立ち入りは厳禁。フェンスの外からでもよく見える。
地図はコントロールボタン以外にもダブルクリックで拡大移動、ドラッグで移動できます。
  
関連図書こちらの書籍で紹介されています
 
■「熊本県文化財調査報告第182集 熊本県の近代化遺産」熊本県教育委員会/2001年